自然の権利
■H13.01.22鹿児島地方裁判所である訴えが棄却されました。
それは、ある鹿児島市内のゴルフ場開発業者が奄美大島南東部にゴルフ場を新たに開発することに反対するものでしたが・・・・
・被告 ある鹿児島市内のゴルフ場開発業者
・原告 鹿児島県大島郡住用村大字市字大浜一五一〇番地外
アマミノクロウサギ
・原告 鹿児島県大島郡住用村大字市字大浜一五一〇番地外
オオトラツグミ
・原告 鹿児島県大島郡龍郷町屋入九一八の一番地外
アマミヤマシギ
・原告 鹿児島県大島郡龍郷町屋入九一八の一番地外
ルリカケス
なんと、原告は全て人間ではありません。絶滅が危惧される野生動物たちだったのです。もちろん人間の言葉が話せない動物達に代わって、人間の弁護士が代理人として意見をまとめると言う形で裁判が進行されたようです。
■判決文抜粋
結論から言えば、残念ながらこの訴えは棄却されました。しかし、この裁判が大きな話題を呼んだ為、結局ゴルフ場開発はされなかったそうです。何か釈然としませんが・・・・。
■アマミノクロウサギ訴訟の弁護士
籠橋隆明氏
■生物図鑑
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