2007年07月24日
千年物語 夏は夜。
■今から約千年前、西暦1000年頃と言えば、京に都があった平安時代中期でしょうか、菅原道真公や清少納言、紫式部が活躍していた頃です。
夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。 (枕草子より)
月は1000年昔と変わってないのでしょうか。
■資料によると、当時も温暖化傾向の時期にあって日中はかなり暑かったようです。そこから、夏は夜がいい。と言う言葉が出てきたのでしょう。
■気象庁の予想によると、これからの100年で日本の気温は2~3度上昇し、年間降水量は最大で2割増えると試算しています。
確かに100年先の事ではありますが、1000年先だと気温が20~30度上昇し、降水量は今の3倍と言う事になります。また、諸説あるのですが、南極の氷が溶け出し海水面が上昇する可能性もあります。
諸説!
■枕草子から1000年、人間の生活は一変しました。本当のところは地球全体では氷河期に向かっていると言う説もあり、前述の様な単純計算で1000年先を予想する事は全くのナンセンスです。
しかし、この先も私たちの子孫が生活していかなければならないのは事実ですから、環境に対する危機感は常に持っておいた方がよいだろうと、思っとります。
■夏は夜がいい。月が出ている夜はいうまでもないが、闇夜でもやはり蛍が多く飛びかっている様がよい。また、ただ一つ二つほどの蛍がほのかな光を放っているのも趣がある。雨が降るのも趣があってよい。
夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。 (枕草子より)
月は1000年昔と変わってないのでしょうか。
■資料によると、当時も温暖化傾向の時期にあって日中はかなり暑かったようです。そこから、夏は夜がいい。と言う言葉が出てきたのでしょう。
■気象庁の予想によると、これからの100年で日本の気温は2~3度上昇し、年間降水量は最大で2割増えると試算しています。
確かに100年先の事ではありますが、1000年先だと気温が20~30度上昇し、降水量は今の3倍と言う事になります。また、諸説あるのですが、南極の氷が溶け出し海水面が上昇する可能性もあります。
諸説!
■枕草子から1000年、人間の生活は一変しました。本当のところは地球全体では氷河期に向かっていると言う説もあり、前述の様な単純計算で1000年先を予想する事は全くのナンセンスです。
しかし、この先も私たちの子孫が生活していかなければならないのは事実ですから、環境に対する危機感は常に持っておいた方がよいだろうと、思っとります。
■夏は夜がいい。月が出ている夜はいうまでもないが、闇夜でもやはり蛍が多く飛びかっている様がよい。また、ただ一つ二つほどの蛍がほのかな光を放っているのも趣がある。雨が降るのも趣があってよい。
Posted by bbfalco at 00:30│Comments(8)
│ロハスで環境を考える
この記事へのコメント
お風呂屋さんに通っていたころ、帰りに夏の夜空を見上げるのが好きでした。(もっとも冬もですが)
蛍は無理なので、夏の大3角形の星を見ることにします。
蛍は無理なので、夏の大3角形の星を見ることにします。
Posted by piano at 2007年07月24日 08:02
pianoさん こんにちは
私も銭湯に通っていた時期なぜか夜空を見上げていましたよ。腰に手を当てコーヒー牛乳を飲む事とセットでした。^^
こちらでも星はよく見えますよ。真夜中の晴れた日なら10分に一個位は流れ星を見ることができます。バチッ!と言う音が聞こえたこともあります。
私も銭湯に通っていた時期なぜか夜空を見上げていましたよ。腰に手を当てコーヒー牛乳を飲む事とセットでした。^^
こちらでも星はよく見えますよ。真夜中の晴れた日なら10分に一個位は流れ星を見ることができます。バチッ!と言う音が聞こえたこともあります。
Posted by bbfalco at 2007年07月24日 18:59
こんばんわ 窯元です。
全面的に 大賛成です!(笑)
夏は やっぱり夜ですよね!
熱帯夜の関西の夜が懐かしい 北国から(笑)
でもホントに夏の夜の想い出は数え切れません!
全面的に 大賛成です!(笑)
夏は やっぱり夜ですよね!
熱帯夜の関西の夜が懐かしい 北国から(笑)
でもホントに夏の夜の想い出は数え切れません!
Posted by 窯元 at 2007年07月24日 21:12
>1000年前
100年前が10回程度ですが、やはり遠い古ですね。
その頃の月面のクレーターは本当に兎に形をしていたかも…。
ところで月も地球の温暖化によって影響を受けるんでしょうかね~?
100年前が10回程度ですが、やはり遠い古ですね。
その頃の月面のクレーターは本当に兎に形をしていたかも…。
ところで月も地球の温暖化によって影響を受けるんでしょうかね~?
Posted by Chum88 at 2007年07月24日 21:38
窯元さん おはようございます
ああっ、そうか、そちらは熱帯夜とは無縁なのですね。うらやましい。。。
それでも、暑い夏の夜にふしぎな魅力があるのは確かです。
ああっ、そうか、そちらは熱帯夜とは無縁なのですね。うらやましい。。。
それでも、暑い夏の夜にふしぎな魅力があるのは確かです。
Posted by bbfalco at 2007年07月25日 08:49
Chum88さん おはようございます
当時は、かぐや姫も月に帰っていった時代ですから、ウサギが月で餅をついていても何もおかしくはないと思います。
最近、そんな話を聞かなくなったのは、地球温暖化を憂えてどこかに引っ越したのではないかと密かにおもっています。^^
当時は、かぐや姫も月に帰っていった時代ですから、ウサギが月で餅をついていても何もおかしくはないと思います。
最近、そんな話を聞かなくなったのは、地球温暖化を憂えてどこかに引っ越したのではないかと密かにおもっています。^^
Posted by bbfalco at 2007年07月25日 09:04
こんにちわ、guitarbirdです
そいえば「星の古記録」という本を読んだことがあります。
天文気象現象と文学の関係も、また興味深いです。
そいえば「星の古記録」という本を読んだことがあります。
天文気象現象と文学の関係も、また興味深いです。
Posted by guitarbird at 2007年07月26日 12:21
guitarbirdさん こんにちは
私も、昔の人は自然現象からインスピレーションを得ていましたから、星の役割も重要だったと推察しています。^^
私も、昔の人は自然現象からインスピレーションを得ていましたから、星の役割も重要だったと推察しています。^^
Posted by bbfalco at 2007年07月26日 12:25
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