2006年09月30日
木材調達の実態
■ 世界有数の木材消費国家である日本。その日本の、企業や地方自治体などを対象に、2006年4月に木材製品の調達に関するアンケートが行われました。
■ その結果によると、木材生産地の自然環境に配慮する為の、文書化された調達方針を「持っていない」とした回答が、7割以上を占めていす。
■ 7割以上が「現地の自然環境を考慮することなく木材調達をしている」とも取れますね。
◆ WWF
■ 地球環境悪化、温暖化を危惧する機運が高まっているにもかかわらず、このアンケート結果は残念な数字です。バーチャルウォーターという考え方がありますが、これはまさにバーチャルウッドかもしれません。出来るだけ早い時期の、改善を期待したいと思います。
■ その結果によると、木材生産地の自然環境に配慮する為の、文書化された調達方針を「持っていない」とした回答が、7割以上を占めていす。
■ 7割以上が「現地の自然環境を考慮することなく木材調達をしている」とも取れますね。
◆ WWF
■ 地球環境悪化、温暖化を危惧する機運が高まっているにもかかわらず、このアンケート結果は残念な数字です。バーチャルウォーターという考え方がありますが、これはまさにバーチャルウッドかもしれません。出来るだけ早い時期の、改善を期待したいと思います。
Posted by bbfalco at 09:00│Comments(9)
│ロハスで環境を考える
この記事へのコメント
こんにちわ、guitarbirdです
木材については、もっと身近な視点から記事にしようと
いくつか抱えており、書き出すと長いのですが、
要は、日本は木がたくさんあるのに人手がかけられない「システム」が
高度経済成長期にできてしまったのが問題だと私は思います。
美しい国、とかいうなら、その辺は真剣に考えてもらいたいです。
木材については、もっと身近な視点から記事にしようと
いくつか抱えており、書き出すと長いのですが、
要は、日本は木がたくさんあるのに人手がかけられない「システム」が
高度経済成長期にできてしまったのが問題だと私は思います。
美しい国、とかいうなら、その辺は真剣に考えてもらいたいです。
Posted by guitarbird at 2006年09月30日 10:03
guitarbirdさん こんにちは
なるほど~、「手がかけられないシステム」確かにそんな気がします。
その真っ只中にいた私にとって、全く気にもしていませんでしたが、安いものを大量に消費した時代の負の遺産と言う事ですね。
guitarbirdさんの身近な視点での木材問題の記事、楽しみにしています。
なるほど~、「手がかけられないシステム」確かにそんな気がします。
その真っ只中にいた私にとって、全く気にもしていませんでしたが、安いものを大量に消費した時代の負の遺産と言う事ですね。
guitarbirdさんの身近な視点での木材問題の記事、楽しみにしています。
Posted by bbfalco at 2006年09月30日 11:57
こんにちわ 窯元です。
私は 海というイメージが強いと思われるのですが、山、木というものとも関わりが深いと思っています。
生まれが「きのくに(木の国)」和歌山。そしてブナの森がある黒松内で暮らしています。
かつて林業を取り巻く現状の番組を作ったことがありますが、日本の林業はguitarbirdさんのおっしゃる問題が根底にあり なかなか打開できずもがき苦しんでいます。
主となる木材産業のあり方を抜本的に変えないとこの流れは変えられないのが現実では・・・と心が痛みます。
私は 海というイメージが強いと思われるのですが、山、木というものとも関わりが深いと思っています。
生まれが「きのくに(木の国)」和歌山。そしてブナの森がある黒松内で暮らしています。
かつて林業を取り巻く現状の番組を作ったことがありますが、日本の林業はguitarbirdさんのおっしゃる問題が根底にあり なかなか打開できずもがき苦しんでいます。
主となる木材産業のあり方を抜本的に変えないとこの流れは変えられないのが現実では・・・と心が痛みます。
Posted by 窯元 at 2006年09月30日 16:39
窯元さん こんばんは
こちら岡山も、県総面積の7割が森林なのですが、林業の衰退からなのか、手入れの行き届かないところが多くなり、たとえば防災などの公共的な機能が、低下しているように思います。
森林、林業のあるべき姿を模索することについては、まずguitarbirdさんのその問題が大きな壁となるのでしょうね。
行政もその事に気が付いてはいるようですが、今は静観しているようです。何か、突破口があればいいのでしょうが、おいそれと見つかりそうにないですね。
こちら岡山も、県総面積の7割が森林なのですが、林業の衰退からなのか、手入れの行き届かないところが多くなり、たとえば防災などの公共的な機能が、低下しているように思います。
森林、林業のあるべき姿を模索することについては、まずguitarbirdさんのその問題が大きな壁となるのでしょうね。
行政もその事に気が付いてはいるようですが、今は静観しているようです。何か、突破口があればいいのでしょうが、おいそれと見つかりそうにないですね。
Posted by bbfalco at 2006年09月30日 18:40
こんばんは
単純に間伐材のことかなと思ったら、もっと深い話なんですね。アンケートを見てみましたが、内容も難しいけど、実行も難しそうです。
会社の存続が最優先でしょうから、効率が求められている時代に、このような環境のことまでは、なかなかできないでしょうね。
ただ、このアンケートで意識していなかった会社が、意識するキッカケになりそうです。私もその一人ということになりますね。
単純に間伐材のことかなと思ったら、もっと深い話なんですね。アンケートを見てみましたが、内容も難しいけど、実行も難しそうです。
会社の存続が最優先でしょうから、効率が求められている時代に、このような環境のことまでは、なかなかできないでしょうね。
ただ、このアンケートで意識していなかった会社が、意識するキッカケになりそうです。私もその一人ということになりますね。
Posted by 白パンダ at 2006年10月01日 00:12
こんばんは
農業問題や食糧問題と同じです。
安いものを求め過ぎた代償は徐々に進んできています。
美しい日本とか言うお題目を掲げただけのことではこの国は終わってしまうのが目に見えているといっても過言ではない状況です。
農業問題や食糧問題と同じです。
安いものを求め過ぎた代償は徐々に進んできています。
美しい日本とか言うお題目を掲げただけのことではこの国は終わってしまうのが目に見えているといっても過言ではない状況です。
Posted by 牛とろば at 2006年10月01日 00:59
白パンダさん おはようございます
世の中の趨勢が環境保護へと動いていても、全てを改善する事は、木を切らない社会にでもならない限り無理な事だと思っています。
結局は、人間の営みと環境問題が折り合いのつくところ、将来を見越したバランスの取れる点を早く見つける事が解決の糸口になるような気がしています。
世の中の趨勢が環境保護へと動いていても、全てを改善する事は、木を切らない社会にでもならない限り無理な事だと思っています。
結局は、人間の営みと環境問題が折り合いのつくところ、将来を見越したバランスの取れる点を早く見つける事が解決の糸口になるような気がしています。
Posted by bbfalco at 2006年10月01日 08:40
牛とろばさん おはようございます
口当たりのいい言葉だけでは、対応できない瀬戸際に来ている事を実感しています。少なくとも今、その事を認識しなくては坂道を転げ落ちてしまいますね。
guitarbirdさんのように、身近なところから自然と人間のかかわり方を理解、実践していく姿勢が、もっとも必要ではないかと思う様になりました。
口当たりのいい言葉だけでは、対応できない瀬戸際に来ている事を実感しています。少なくとも今、その事を認識しなくては坂道を転げ落ちてしまいますね。
guitarbirdさんのように、身近なところから自然と人間のかかわり方を理解、実践していく姿勢が、もっとも必要ではないかと思う様になりました。
Posted by bbfalco at 2006年10月01日 08:56
迂闊に意見を言える問題ではないですね。
自然破壊を食い止めて欲しいという気持ちはあっても、自分も消費の上で破壊に加担しているのかと思うとすごく複雑な気持ちになります。
使い捨て文化の見直し辺りから進めることが必要なのかな…?
自然破壊を食い止めて欲しいという気持ちはあっても、自分も消費の上で破壊に加担しているのかと思うとすごく複雑な気持ちになります。
使い捨て文化の見直し辺りから進めることが必要なのかな…?
Posted by Chum88 at 2006年10月01日 12:36
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