ロハス スタイル　（Ｌohas ＞ Ecology）

■最初は文藝春秋より刊行された同名のベストセラーの書籍だったので

すが、その後に映画「クィール」として公開されましたのでご存知の方も

多いと思います。物語は盲導犬として成長していくクィールが、視覚障害者

と徐々に心を通わせていく姿を描いたものだったのですが、私もこの映画

を見てはじめて知ったパピーウォーカーについてのお話です

■視覚障害者のライフパートナーとして活躍する盲導犬たちは 現在、およ

そ全国で900頭と言われています。しかし盲導犬を必要とする人の数は、

4800人とその数には大きな開きがあるのが現状です。ではなぜ不足し

ているのか？その原因はパピーウォーカーの深刻な不足でした。


◆パピーウォーカーとは将来盲導犬として訓練を受ける仔犬を、生後２

ヶ月から約1年間預かり飼育する飼育ボランティアのことをいいます。

詳しくはこちらやこちらを参考にして下さい。


■ パピーウォーカーの制度は知っていましたが、このように金銭的な見

返りは一切なく、ただ犬が好きで盲導犬に育てたいと言う純粋な気持ちの

ボランティアに支えられているとは知りませんでした。それと、これはあく

まで私の調べたところですが、パピーウォーカーから巣立ってめでたく盲

導犬としての適性検査を合格するのは、約半数ほどしかいないという事

実も今回はじめて知りました。逆に言うと人間に従順・優秀であるが故に

ほぼ一生を盲導犬として過ごすことになる彼らを少々不憫とも思います

が、それ以上に彼らを心待ちにしている人たちがまだ3900人もいるこ

とに対して、行政サイドでの対応が出来ないものなのか疑問がわいて

きます。詳細は下記ＨＰを参考にして下さい。

がんばれ！盲導犬＾＾





・ （財）日本盲導犬協会

・ （財）関西盲導犬協会

・ 兵庫県盲導犬協会

・ (財)中部盲導犬協会

・ (財)九州盲導犬協会

・ (財)北海道盲導犬協会